防火地域は建築資材や建ぺい率の規制が厳しい

防火地域とはなにか?

注文住宅を建てるために土地探しをする場合には、購入しようとする土地にどのような建築制限が設けられているのかをしっかりと確認する必要があります。建蔽率や容積率についてはそれなりに理解している人が多いようですが、それ以外にも様々な建築制限が存在します。数ある建築制限の中でも、特に東京23区内をはじめとする都市部に多いのが防火地域です。都市部の場合には人口密度が高く、住居が密集しがちであるため、一度出火すると瞬く間に大火になってしまう恐れがあります。そのような事態を極力避けるために、建物に使える建築資材を防火性の高いものに限定したり、建蔽率を厳しめにするといった各種の規制が適用される防火地域が設けられているというわけです。

防火地域の各種規制とは

防火地域に家を建てる場合には、様々な規制が課されますが、その中でも注意が必要なのが建蔽率です。建蔽率というのは、敷地面積の何パーセントまで建物を建てられるかを示す指標です。例えば、建蔽率が50パーセントの40坪の土地には、最大で建築面積が20坪の家を建てることができます。この建蔽率は、一般的には50パーセント程度である場合が多いのですが、防火地域の場合には40パーセントと少し厳しめになっているケースが少なくないのです。また、防火地域では、建築資材についても厳格なルールが設けられています。鉄筋コンクリート造りであれば特に問題はありませんが、木造住宅にする場合には、断熱性能の高い資材を選ばなければならないので注意しましょう。